
結論
Apache Camel Kにおける認証バイパスの脆弱性が発見されました。この脆弱性により、Kubernetesの名前空間内の認可されたユーザーがPod生成を制御できる可能性があります。利用者は、推奨されるバージョンにアップグレードする必要があります。
この記事の要点
- Apache Camel Kにおける認証バイパスの脆弱性
- CVE-2026-45760、CVSSスコアは8.1
- 影響を受けるバージョンは2.0.0から2.8.1未満、2.9.0から2.9.2未満、2.10.0から2.10.1未満
- 推奨される修正バージョンは2.10.1、2.8.1、2.9.2
脆弱性の概要
Apache Camel Kにおけるこの脆弱性は、外部から制御されたリソースへの参照と、ユーザーが制御するキーを通じた認証バイパスに関連しています。Kubernetesの名前空間内で認可されたユーザーは、Buildリソースを作成し、選択した名前空間でのPod生成を制御できるため、オペレーターの名前空間にも影響を及ぼす可能性があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| CVE番号 | CVE-2026-45760 |
| 公開日 | 2026-05-21T13:16:19.840000Z |
| 対象システム | Apache Camel K: 2.0.0から2.8.1未満、2.9.0から2.9.2未満、2.10.0から2.10.1未満 |
| 脆弱性の種類 | 認証バイパス |
| CVSSスコア | 8.1 |
| 攻撃条件 | 認証済みユーザーによる操作 |
◆ CVEについてはこちらから
まず何をすべきか
- 使用しているApache Camel Kのバージョンを確認する
- 推奨される修正バージョン(2.10.1、2.8.1、2.9.2)にアップグレードする
出典元
- NVD詳細ページ:https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-45760
- CVE公式ページ(cve.org):https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2026-45760
- security@apache.org:https://camel.apache.org/security/CVE-2026-45760.html
- af854a3a-2127-422b-91ae-364da2661108:http://www.openwall.com/lists/oss-security/2026/05/21/8
対象システムと影響範囲
Apache Camel Kのバージョン2.0.0から2.8.1未満、2.9.0から2.9.2未満、2.10.0から2.10.1未満を使用しているKubernetesの名前空間内の認可されたユーザーが影響を受けます。
被害内容
この脆弱性が悪用されると、認可されたユーザーがPod生成を制御できるため、オペレーターの名前空間においても不正な操作が行われる可能性があります。
既知の悪用状況
現時点では実際の攻撃への悪用は確認されていません。
対応方法
ベンダーは、Apache Camel Kのバージョンを2.10.1、2.8.1、または2.9.2にアップグレードすることを推奨しています。
FAQ
Q1. どの製品が影響を受けますか?
Apache Camel Kの特定のバージョンが影響を受けます。
Q2. まず何をすればよいですか?
使用しているバージョンを確認し、推奨される修正バージョンにアップグレードしてください。
Q3. 実際の悪用は確認されていますか?
現時点では実際の攻撃への悪用は確認されていません。

コメント