
結論
この脆弱性は、Apache MINA SSHDのssh-gitバンドルに存在し、SSHで認証されたユーザーが不正にgitリポジトリにアクセスできる可能性があります。影響を受けるアプリケーションは、org.apache.sshd:sshd-gitを使用しているものです。影響を受けるアプリケーションは、Apache MINA SSHD 2.18.0または3.0.0-M4にアップグレードすることが推奨されます。
この記事の要点
- Apache MINA SSHDのssh-gitバンドルにパス・トラバーサル脆弱性が存在
- SSHで認証されたユーザーが不正にリポジトリにアクセス可能
- 影響を受けるアプリケーションはorg.apache.sshd:sshd-gitを使用
- 修正バージョンはApache MINA SSHD 2.18.0または3.0.0-M4
- プロフェッショナルなgitサーバーは追加のセキュリティ対策を実施すべき
脆弱性の概要
Apache MINA SSHDのssh-gitバンドルにおけるパス・トラバーサル脆弱性は、git-upload-pack、git-receive-pack、その他のgit操作においてパスの検証が不足していることに起因します。このため、SSHで認証されたユーザーが設定されたgitサーバーのルートディレクトリの外にあるgitリポジトリにアクセスできる可能性があります。影響を受けるのは、org.apache.sshd:sshd-gitを使用しているアプリケーションです。修正されたバージョンはApache MINA SSHD 2.18.0であり、また新しいメジャーバージョン3.0.0のプレリリース版3.0.0-M1から3.0.0-M3にも同様の問題が存在します。これらのアプリケーションは3.0.0-M4にアップグレードすることが推奨されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| CVE番号 | CVE-2026-48827 |
| 公開日 | 2026-06-01T09:16:20.307000Z |
| 対象システム | org.apache.sshd:sshd-gitを使用するアプリケーション |
| 脆弱性の種類 | パス・トラバーサル |
| CVSSスコア | 7.1 |
| 攻撃条件 | SSHで認証されたユーザーによるアクセス |
◆ CVEについてはこちらから
まず何をすべきか
- 使用しているアプリケーションがorg.apache.sshd:sshd-gitを使用しているか確認する
- 影響を受ける場合は、Apache MINA SSHD 2.18.0または3.0.0-M4にアップグレードする
- セキュリティ対策を強化し、ファイルシステムのレイアウトや権限に依存しないようにする
出典元
- NVD詳細ページ:https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-48827
- CVE公式ページ(cve.org):https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2026-48827
- security@apache.org:https://lists.apache.org/thread/910kq9ghm6js0k1yhhbrdm9sf5tqq9c9
- af854a3a-2127-422b-91ae-364da2661108:http://www.openwall.com/lists/oss-security/2026/05/30/1
対象システムと影響範囲
影響を受けるのは、org.apache.sshd:sshd-gitを使用しているアプリケーションです。これにより、SSHで認証されたユーザーが不正にgitリポジトリにアクセスできる可能性があります。
被害内容
悪用された場合、SSHで認証されたユーザーが設定されたgitサーバーのルートディレクトリの外にあるgitリポジトリにアクセスし、機密情報の漏洩や不正な操作が行われる可能性があります。
既知の悪用状況
現時点では実際の攻撃への悪用は確認されていません。
対応方法
影響を受けるアプリケーションは、Apache MINA SSHD 2.18.0または3.0.0-M4にアップグレードすることが推奨されます。
FAQ
Q1. どの製品が影響を受けますか?
影響を受けるのは、org.apache.sshd:sshd-gitを使用しているアプリケーションです。
Q2. まず何をすればよいですか?
使用しているアプリケーションが影響を受けるか確認し、必要に応じてアップグレードを行ってください。
Q3. 実際の悪用は確認されていますか?
現時点では実際の攻撃への悪用は確認されていません。

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