
結論
FastNetMon Community Edition 1.2.9以前には、OSコマンドインジェクションの脆弱性が存在します。この脆弱性により、攻撃者は任意のシェルコマンドを注入することが可能です。利用者は早急に対策を講じる必要があります。
この記事の要点
- FastNetMon Community Edition 1.2.9以前にOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在
- 攻撃者は未サニタイズのデータを利用して任意のコマンドを注入可能
- 修正方法はexec()をfile_put_contents()に置き換えること
脆弱性の概要
FastNetMon Community Edition 1.2.9以前には、MikroTikルーター統合プラグインにOSコマンドインジェクションの脆弱性があります。src/mikrotik_plugin/fastnetmon_mikrotik.phpの_log()関数(107-108行目)は、$msgパラメータをexec()呼び出しに直接連結してシェルコマンドを構築します。このパターンはJuniperプラグインの脆弱性と同様です。$msg変数にはコマンドライン引数からの未サニタイズの攻撃データが含まれています。argv[]の値に影響を与えることができる攻撃者は、任意のシェルコマンドを注入できます。修正方法はexec()をfile_put_contents()に置き換えるか、escapeshellarg()を使用することです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| CVE番号 | CVE-2026-48695 |
| 公開日 | 2026-05-26T18:16:52.950000Z |
| 対象システム | FastNetMon Community Edition 1.2.9以前 |
| 脆弱性の種類 | OSコマンドインジェクション |
| CVSSスコア | 8.1 |
| 攻撃条件 | 認証不要 / ネットワーク経由 |
◆ CVEについてはこちらから
まず何をすべきか
- FastNetMonのバージョンを確認し、1.2.9以前を使用している場合は直ちに対策を講じる。
- 修正方法に従い、exec()をfile_put_contents()に置き換えるか、escapeshellarg()を使用する。
出典元
- NVD詳細ページ:https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-48695
- CVE公式ページ(cve.org):https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2026-48695
- cve@mitre.org:https://github.com/pavel-odintsov/fastnetmon
- cve@mitre.org:https://github.com/pavel-odintsov/fastnetmon/blob/master/src/mikrotik_plugin/fastnetmon_mikrotik.php
- cve@mitre.org:https://lorikeetsecurity.com/blog/fastnetmon-cve-2026-48695-mikrotik-cmd-injection
対象システムと影響範囲
FastNetMon Community Edition 1.2.9以前を使用しているシステムが影響を受けます。特に、MikroTikルーターとの統合を行っている環境が対象です。
被害内容
この脆弱性が悪用された場合、攻撃者は任意のシェルコマンドを実行でき、システムの制御を奪われる可能性があります。
既知の悪用状況
現時点では実際の攻撃への悪用は確認されていません。
対応方法
ベンダーはexec()をfile_put_contents()に置き換えるか、escapeshellarg()を使用することを推奨しています。
FAQ
Q1. どの製品が影響を受けますか?
FastNetMon Community Edition 1.2.9以前が影響を受けます。
Q2. まず何をすればよいですか?
まず、使用しているFastNetMonのバージョンを確認し、必要に応じて修正を行ってください。
Q3. 実際の悪用は確認されていますか?
現時点では実際の攻撃への悪用は確認されていません。

コメント