脆弱性情報

トレンドマイクロ Apex CentralとDeep Security Agentの脆弱性

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2025年4月、トレンドマイクロが提供する企業向けエンドポイントセキュリティ製品において、複数の脆弱性が報告されました。本記事では、影響を受ける製品や脆弱性の内容、そして取るべき対策についてわかりやすく解説します。

トレンドマイクロから報告された脆弱性の概要

今回トレンドマイクロから報告された脆弱性の内容は以下のとおりです。

Apex CentralおよびApex Central (SaaS)

Apex Central製品では、以下の3件の脆弱性が確認されました。いずれもサーバーサイドリクエストフォージェリ(SSRF)の問題により、攻撃者が不正に内部リソースへアクセスする可能性があります。

  • CVE-2025-30678(modTMSMコンポーネント)
  • CVE-2025-30679(modOSCEコンポーネント)
  • CVE-2025-30680(SaaSバージョン)

これらはすべて、特定のHTTPリクエストによりサーバーが意図しない外部または内部リソースへのアクセスを行ってしまうリスクを含んでいます。

Deep Security Agent(Windows版)

Deep Security Agentには、ローカル環境での権限昇格およびサービス拒否(DoS)の脆弱性が3件確認されています。

  • CVE-2025-30640:リンク解釈の問題によるローカル権限昇格
  • CVE-2025-30641:不正プログラム対策機能の処理におけるリンクの解釈不備
  • CVE-2025-30642:リンク解釈の不備によるDoSの可能性

ローカルアクセスが前提ですが、悪用されるとシステムの安定性や安全性に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

影響を受けるバージョン

影響を受けるバージョンは以下のとおりです。

  • Apex Central 2019:ビルド 6955.00 より前のバージョン
  • Apex Central (SaaS):2025年3月のメンテナンス前のバージョン
  • Deep Security Agent(Windows):20.0.1-25770 より前のビルド

推奨される対策

推奨対策は以下のとおりです。

  • Apex Central:Critical Patch 6955を適用することで脆弱性を解消できます。インストール前に既存バージョンの確認とバックアップを行ってください。
  • Apex Central (SaaS):すでに2025年3月のメンテナンスで脆弱性が修正済みですが、念のためバージョン情報を確認し、常に最新の状態を保つことが推奨されます。
  • Deep Security Agent(Windows版):バージョン20.0.1-25770以降にアップデートすることで、今回報告されたすべての脆弱性に対応できます。

まとめ

今回報告された脆弱性はいずれも、適切なアップデートによって対処可能です。企業内でこれらの製品を運用している場合は、速やかにバージョンの確認とアップデートを実施することが重要です。

IT管理者やセキュリティ担当者は、日常的なアップデートの管理体制と、脆弱性情報へのアンテナを高く保つことで、セキュリティリスクを最小限に抑えることができます。

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