
企業のセキュリティ対策は日々進化していますが、時折その中の製品自体が脆弱性の原因となることがあります。最近、トレンドマイクロの法人向けセキュリティ対策製品において、複数の脆弱性が発見され、関連業界内で大きな話題となりました。
ここでは、その脆弱性の内容と、トレンドマイクロが提供するアップデートによる解決策について詳しく解説します。
トレンドマイクロで発見された脆弱性の概要

今回明らかになった脆弱性は、主にトレンドマイクロの法人向けセキュリティ製品に関連するもので、外部からの攻撃者によって悪用可能なものです。具体的には、以下の表に脆弱性の詳細を記載します。
| 脆弱性番号 | 概要 | 対象製品 | CVSS 基本値 |
|---|---|---|---|
| CVE-2025-30640 | リンク解釈の問題によるローカル権限昇格 | Deep Security Agent(Windows版)20.0 | 7.8 |
| CVE-2025-30641 | 不正プログラム対策機能部分におけるリンク解釈の問題によるローカル権限昇格 | Deep Security Agent(Windows版)20.0 | 7.8 |
| CVE-2025-30642 | リンク解釈の問題によるサービス運用妨害(DoS) | Deep Security Agent(Windows版)20.0 | 5.5 |
| CVE-2025-30678 | modTMSMコンポーネントにおけるサーバサイドリクエストフォージェリによる情報漏えい | Trend Micro Apex Central 2019 | 6.5 |
| CVE-2025-30679 | modOSCEコンポーネントにおけるサーバサイドリクエストフォージェリによる情報漏えい | Trend Micro Apex Central 2019 | 6.5 |
| CVE-2025-30680 | サーバサイドリクエストフォージェリによる情報漏えい | Trend Micro Apex Central(SaaS) | 7.1 |
これらの脆弱性が悪用されると、不正アクセスやデータの漏洩につながる可能性があり、企業活動に重大な影響を及ぼすことになります。
▼ JVNからのリリース
JVNVU#98349623: トレンドマイクロ製企業向けエンドポイントセキュリティ製品における複数の脆弱性(2025年4月)
Japan Vulnerability Notes
トレンドマイクロ製品のアップデートによる対策方法
トレンドマイクロはこれらの脆弱性を認識後、迅速に対応を行い、関連する製品のアップデートを提供しました。対象製品ごとにアップデート方法が異なるため、詳細はこちらを参照ください。
もし、環境が異なり対応できない場合は担当営業などに確認を行い対処しましょう。
企業が取るべき追加対策
アップデートの実施だけでなく、以下の対策も併せて実行することが、セキュリティ強化につながります。
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まとめ
この記事では、トレンドマイクロの法人向けセキュリティ製品に見つかった脆弱性と、その対策について詳しく解説しました。企業は常に最新のセキュリティ対策を講じ、迅速なアップデートと従業員教育を行うことが重要です。



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