
結論
CVE-2026-9256は、NGINX PlusおよびNGINX Open Sourceにおける深刻な脆弱性であり、特定の条件下で悪用される可能性があります。影響を受けるシステムを使用している場合は、早急に対策を講じる必要があります。
この記事の要点
- NGINX PlusおよびNGINX Open Sourceに脆弱性が存在
- ヒープバッファオーバーフローを引き起こす可能性
- ASLRが無効なシステムでのコード実行が可能
- 認証不要で悪用される可能性がある
脆弱性の概要
CVE-2026-9256は、NGINX PlusおよびNGINX Open Sourceに存在する脆弱性で、ngx_http_rewrite_moduleモジュールに関連しています。この脆弱性は、リライトディレクティブが重複したPCREキャプチャを使用し、複数のキャプチャを参照する置換文字列を含む場合に発生します。悪意のある攻撃者は、特定の条件下で巧妙に構成されたHTTPリクエストを送信することで、この脆弱性を悪用し、ヒープバッファオーバーフローを引き起こすことができます。これにより、NGINXワーカープロセスが再起動し、ASLRが無効なシステムではコードが実行される可能性があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| CVE番号 | CVE-2026-9256 |
| 公開日 | 2026-05-22T15:16:27.073000Z |
| 対象システム | NGINX PlusおよびNGINX Open Source(バージョン不明) |
| 脆弱性の種類 | ヒープバッファオーバーフロー |
| CVSSスコア | 9.2 |
| 攻撃条件 | 認証不要 / ネットワーク経由 |
◆ CVEについてはこちらから
まず何をすべきか
- 使用しているNGINXのバージョンを確認する
- 脆弱性に対するパッチやアップデートが提供されているか確認する
- 可能であれば、ASLRを有効にする
出典元
- NVD詳細ページ:https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-9256
- CVE公式ページ(cve.org):https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2026-9256
- f5sirt@f5.com:https://my.f5.com/manage/s/article/K000161377
- af854a3a-2127-422b-91ae-364da2661108:http://www.openwall.com/lists/oss-security/2026/05/22/14
対象システムと影響範囲
NGINX PlusおよびNGINX Open Sourceを使用しているシステムが影響を受けます。具体的なバージョンは不明ですが、脆弱性が存在する可能性があります。
被害内容
悪用された場合、ヒープバッファオーバーフローが発生し、NGINXワーカープロセスが再起動する可能性があります。また、ASLRが無効なシステムでは、攻撃者が任意のコードを実行できるリスクがあります。
既知の悪用状況
現時点では実際の攻撃への悪用は確認されていません。
対応方法
ベンダーからの公式なパッチやアップデートを適用することが推奨されます。具体的な修正バージョンは未確認です。
FAQ
Q1. どの製品が影響を受けますか?
NGINX PlusおよびNGINX Open Sourceが影響を受けます。
Q2. まず何をすればよいですか?
使用しているNGINXのバージョンを確認し、パッチやアップデートが提供されているか確認してください。
Q3. 実際の悪用は確認されていますか?
現時点では実際の攻撃への悪用は確認されていません。

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